「海の日」固定化 ハッピーマンデー?

最初は、7月20日固定だった「海の日」
いつの間かにハッピーマンデーになっていたが、私は、このハッピーマンデーが大嫌いだ。
誰かに言われないと三連休すら取れないという、いかにも、旧来の日本人的発想に基づいた制度だと思う。

「海の日」を7月20日に固定化しようという案が出ているそうだが、これに対して、
「連休と三連休では、海外旅行に行くか行かないかの境目になり、経済効果は大きく違う」
という意見が旅行業界から出ているそうだ。
これが、根拠のある事実だとしたら、何だか情けない。
それは、つまり、日本人は、国か休日と定めてくれないと、たかが三連休も取れない人種だと言っているようなものだ。

そもそも、普通のサラリーマンなら、年間20数日の有給休暇がある。
土日が休みの会社なら、たかが三連休など、年に20回以上も取れるのだ。

海の日が火曜日か木曜になったら、土日が休みの人は、1日有給を取れば4連休だ。
水曜になったら、有給2日取れば、5連休だ。
三連休よりも、四連休、五連休の方が良い気がするが・・・

まあ、ハッピーマンデーでも、有給付ければ同じ事は出来るが、休みに付け足すのか、飛び石の間を埋めるのかという点で、少々違うと思う。
日本が、他の先進国並に、きちんと休暇の取れる国になる為には、こういう間埋めという、低いハードルから入った方が良い気がする。
ハッピーマンデーの三連休を強要され、それで満足していては、いつまでたっても、自主的な休みの取れない国のままなのではないだろうか。

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